日本販路コーディネータ協会

第138回MMP®研究会

【テーマ】地域の多様な関係者を巻き込んでつくる観光地域づくり
~地域のキーマンとのネットワークから生まれたコトづくり~

観光地域づくり法人(DMO)とは、「地域の多様な関係者を巻き込みつつ、 科学的アプローチを取り入れた観光地域づくりの司令塔となる法人」のことを指します。
現在(2023年3月31日時点)、日本では270拠点(広域連携 10拠点、地域連携 106拠点、 地域 154拠点)が登録されています。
今回、ご紹介するのは、一つの行政区域で活動する地域DMOの取り組みとまちづくりのステップアップについてです。
では、地域の多様な関係者とはどのような方や団体で、それらの団体とのネットワークを行政機関ではなく、民間もしくは独立した団体がどのようにネットワークを構築していくのか。
また、彼らとどのように観光客を誘客・集客して消費拡大を進めていくのかを事例を示して説明していきます。

【こんな内容が学べます!/アジェンダ】

・ 地域の多様な関係者との関係構築の深め方
・GSTC Sustainable Tourism Training Program(GSTC サステナブルツーリズム研修プログラム (STTP))を学び、そこから気づいた地域や自分にとって大切なこと

●アジェンダ
0.地域の中での観光を活性化させるキーマンとはどのような人たちだと思いますか
1.地域の多様な関係者とのネットワーク構築に必要な要素「まちづくりの3ステップの実践」
① 関係者とは誰を指すのか
② 観光地エリアでは特に、各団体とのパイプ役となるキーマンの存在(派遣ではなく、地域内にいること)の必要性
③ 「住みたいまち」、「働きたいまち」、「訪れたいまち」の3本柱
④ 「自助・共助・公助」の理解とは

2. 他の地域と差別化していくために必要な取り組み
① 我が街の自慢こそが観光資源となることを認識
② 資源の活かし方(ネットワーク人材が料理をしてくれる)
③ 隣の街との差別化戦略
④ 妥協をするか、しないか

3.事例紹介(墨田区内での具体的な取り組み事例)
① 「みんな北斎プロジェクトーフェーズⅢ」JTの協力による障がい者による街なかアート
https://www.jti.co.jp/coexistence/bunen/machikado/sumida/index.html
② 「隅田川森羅万象墨に夢」
  「北斎」と「隅田川」をテーマに、墨田区の資源を活用した独創的な企画を公募
して採択された団体に対して補助金を交付
https://sumiyume.jp/about/
③ 隅田公園「そよかぜつながるフェス」毎月開催
https://creators.yahoo.co.jp/shimobe/0100206529

【こんな方におすすめです】
・地域の方たちと新しいイベントを立ち上げたいと思っている方
・理論はわかったが、具体的な取組み事例を知りたい方

講師紹介

【講師/森山 育子(モリヤマ イクコ)】
観光コーディネーター、
一般社団法人墨田区観光協会 理事長
東京商工会議所墨田支部 副会長(サービス分科会担当)
情報経営イノベーション専門職大学 客員教授

日時 2023年11月25日(土) 15:00~17:00
会場 オンライン配信(Zoomミーティング)
セミナー参加費 協会会員 税込3,300円 / 一般 税込5,500円 / 組合員無料
申込締切2023年11月22日(水)
入金締切2023年11月23日(木)
お申込み 受付終了

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